ゆう

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのゆうのレビュー・感想・評価

3.0
チャーリーとチョコレート工場シリーズといえば、私が小学生くらいの時に原作がめちゃめちゃ流行っていて、私も含め、多くの子どもが手に取っていた。
ティム・バートンの前作も、子どもの頃かなり話題に上がって、小学生くらいのときにDVDだかテレビだかで見たような気がする。
原作にしても映画にしても「なんだかよくわからない話だな~」と思った記憶だけが残っていて、中身については全く覚えていない。

それから20年近くたって本作公開である。当時の懐かしさもあって視聴したが、よくわからない話だな~という感想は大人になっても変わらず笑

ファンタジーなので、細かいところを気にするのは無粋である。
美術や世界観を楽しみ、ティモシーくんの美声や美貌を堪能すれば、それで良いのだと思う。
エッチなシーンも、残虐なシーンもまったくない。ファミリーでも安心安全。
ティモシーくんが危ない!というシーンもあるにはあるが、なぜか悪役は手に持っている銃ではなく、チョコにしずめようとする。やさしい世界である。

いずれにせよ本作はバリバリのファンタジー(かつミュージカル)なので苦手な人は注意。私は少し後悔してしまった。

あまり表舞台に出てこないローワン・アトキンソンの元気な姿をみられて安心。彼にはブラックユーモアを期待してしまうが、今回はかなり控えめだった。
ゆう

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