フリーザ

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ポール・キングが監督ということで鑑賞。
それよりも『パディントン3』撮ってくれよポール・キング…

ティモシー・シャラメがあまり好きではないのでどうかと思ったが全体的にかなり『パディントン』シリーズ色が強くて楽しかった。
サリー・ホーキンスやヒュー・グラント等『パディントン』シリーズの役者が結構重要な役についているのも嬉しいし、他にもチョイ役でチラホラ被ってる役者が出ていて良かった。

ファンタジーやミュージカルならではの演出が冴えており、ミュージカルパートで歌っているティモシー・シャラメを建物から俯瞰して見るという『8人の女たち』の様なメタ的なシーンなんかもあり面白い。
アニメーションを取り入れていたり、回想シーンでは画質が変わったりと言った遊び心も多くとにかく画面が賑やかで楽しい。

コミカルなやり取りのセンスも『パディントン』とかなり近いものがあるので監督の趣味なんだろう。

『夢のチョコレート工場』を観ていないのであちらと比べることはできないが、ティモシー・シャラメの演技というか表情が全体的に固く弾け切れていない感じが少し惜しかった。
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