トランスマスター

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのトランスマスターのレビュー・感想・評価

4.0
♯89 若きイノベーターと既得権益の妨害

舞台は夢みることが禁じられた町
主人公は、世界一のチョコレート職人ウィリー・ウォンカ。
数枚の銀貨を手に新天地に訪れた彼は、宿屋のMrs.スクラビットと使用人のプリーチャーに嵌められて莫大な借金を背負ってしまう。
囚われになっている宿泊者と共に協力してウォンカのチョコレートの魅力を広めようとするが、既存のチョコレートショップと警察署長とカトリック教会が。癒着して大変な目に遭うファンタジー絵本の前日譚ミュージカルです。

◆良い点/注目ポイント
・主演を演じるティモシー・シャラメが、こんなに表情豊かで明るい演技が出来るとは思いもよりませんでした。
・ヴィランが多すぎて心が折れるような逆境でも夢とそれを実現させる行動力が有れば、仲間の協力も得られ達成出来る。ワーナーなのにDisneyを見ているような明るい作風でした。
・ウンパルンパを演じるヒューグラントは、ファンタジー映画のキーパーソンに引っ張りだこです。

◆改善点
・無し。

◆総括
・前作のダークな雰囲気から、ミュージカルになり全てが、改良されていました。
本物のチョコフォンデュファンテンは、お腹を壊すと思います。

毎日チョコ食べる民にオススメです。

-2024年89本目-