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SNS-少女たちの10日間-のharuのレビュー・感想・評価

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)
3.5
2021/5/18 鑑賞。
元町映画館にて鑑賞。

チェコのドキュメント作品。
「12歳位に見える成人女優」を募集。
スタジオには3つの女性の子供部屋。選ばれた3人の女優は12歳として用意された部屋に10日間過ごしセッティングされたパソコンからSNSで友達募集をかける。
直ぐ様、返信がくる男性のメール。彼女達がアクセスすると男達は卑猥な欲情剥き出しで接し始める・・・。


何とも危険な実験。
そして、観ていて胸くそ悪くなります。
でもチェコに限らず各国が抱えた問題ではないかな❓
男達の目と口以外はモザイクがかかっているんだけど、逆に不気味感が増してしまう。
でもって共通している事は会話が下手。「普段、女性と喋ってないだろ⁉️」と。
そして要求は「裸の写真」で、それは後には脅迫材料のネタに。
もう卑劣過ぎます。

途中に普通の会話をしてくる男性が1人いてユーモアを絡みつつ女性を楽しませるシーンがあるんだけど「ジーン」と来ちゃいます。
変態ばかり相手に疲れている女性は男性の会話に涙ぐんでしまい、
スタジオのスタッフも会話に聞き惚れてしまいます。
この彼だけモザイク取れるんだけどイケメン・・・。
「仕込みじゃないの⁉️」と思う程です😁.

内容は過激だけど編集したら学校の教材として使った方が良いと思いました。また子供と一緒に見てSNSの怖い部分を話し合うのが大切なんではないかな❓と考えさせられました。

もし時間があれば観て頂き考えて貰いたいと思う作品でした。
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