1969年 フランス映画。サスペンス
監督はフランソワ・トリュフォー(1/22)
主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャンポール・ベルモンド
原作はウィリアム・アイリッシュの小説『暗闇へのワルツ』。フランスでは不評だったが日本ではヒット。2001年アメリカでリメイク、アンジェリーナ・ジョリー「ポワゾン」だ。
二人の共演はこの作品のみではないだろうか?
しかも監督がトリュフォーでサスペンス映画。期待は高まるが、あと一つピンと来なかった。
実は封切り当時観ていた。ドヌーヴ映画ということで観たに違いない。監督は知らなかった。その時の感想とほとんど変わらない。
フランス領レユニヨン島(マダガスカル島の東)でタバコ工場を経営するルイ(ジャン=ポール・ベルモンド)は、写真見合いで花嫁ユリー(カトリーヌ・ドヌーヴ)との結婚を決める。やがて姿を現わしたのは写真とは違う美しい女性だった。友人の写真を送付したというユリーの言葉を彼は信じた。すぐに二人は結婚し、ルイは美貌の新妻に夢中になり、自分の預金を自由に使えるようにするが……。
ここまでの展開は非常に面白く、これからの展開が非常に楽しみな設定。好きなパターンのサスペンスなんだが、この後がどうにも、ストーリー展開に無理があるとしか言えない。
カトリーヌ・ドヌーヴ26歳作品。
謎の女は、彼女にピッタリの役所、彼女の中に潜む淑女と娼婦、相変わらず美しい。ジャケがいい。
カトリーヌ・ドヌーヴファンなら必見の映画だが…。
2022.10.25視聴-479