このレビューはネタバレを含みます
「ベイビーわるきゅーれ」の阪元監督2021年作品。
キャンプへ行く若者たち8人組は、車がパンクして近くの「龍切村」で出会った村人に助けてもらうが、そこは恐怖の風習が残る村だった…ってお話ですね。
ホラー映画なのかな？と思ったけど、ホラーというよりはアクション映画でした！
うん、面白かった！ ホラー映画の王道、キャンプに遊びに行った若者たちが順番に殺される話…？と思いきや、そのうち4人は実はこの村に復讐したい若者たちだった！って展開ですね。
冒頭は目立たない脇役キャラが実は主役でした！っていう転換は鮮やかで面白い。そういえば、ホラー映画ではたまに見るような転換ですね。
銃を使うキャラがいますが、銃で殺す前に素手でボコりたい、と理由を説明してるのも良かった。アクション映画で、何で銃持ってるのに素手で殴りかかりに行くの？って突っ込み入れたくなることがあるためw
まあ、復讐計画を立てていて、場所がわかってるなら普通に行けば良いのに、無関係の若者4人と一緒に行ったのは何故？とは思ったけど。
いけ好かない若者たちではあるけども、死んじゃってるけど、そこまで悪くないよねw っていう。死ねばいいのに！って思っちゃうくらいはウザいかもしれないけどw
あとはセリフが聞こえない場面がありますね。「ベイビーわるきゅーれ」でも気になってましたが、低予算で機材がしょぼいのかしら？
しかし、気になる点はあっても、印象に残る大変楽しい作品ではあったかと！ 若干20代の若い監督、これから楽しみです！
