このレビューはネタバレを含みます
赤い光点というタイトルから
誰かに狙われるんだろうなぁ
ぐらいにしか思わず見たら
かなり社会派メッセージ付き映画だった
池袋暴走事故の加害者に見せたくなるな
なんてことない幸せなカップルから
夫婦へと描かれていくので
完全にこの2人は被害者だと
思ってみている視点をぐるりと
ひっくり返されるのはうまい
オーロラの美しい世界観から
雪山が一気に恐怖の舞台に
変わる感じが面白い
賢そうな見た目の犬がつらい‥
宿のおばちゃん
人種差別かと思いきや
怨みが隠しきれなかったのか‥
死ななくていい人たちも
バンバン死んでいったのは
置いておいてラストの
殺すか生かすかの判断で
そっちを選んだんだなというのが深い
どちらの立場も地獄