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赤い光点のYSKのレビュー・感想・評価

赤い光点(2021年製作の映画)
2.8
小さな小競り合いやケンカの絶えない夫婦が関係修復のためオーロラの見える丘へ出かけたら、ペロっこれはオーロラじゃなくレーザーポインター!

まあオーロラだろうがレーザーポインターだろうが虹だろうが、最終的には光の屈折という意味では同じだからこれでいいじゃないか。ステキねアナタ♡わーいわーい!
あはははははは、あはははははは、あはははははは

というわけにもいかず、凍えるような寒さの中、姿を見せない謎の殺人鬼から逃げまどうわけですが、残念ながらこの主人公夫婦がなかなかのクセもの、というかクソ野郎なので「頑張れ!逃げろ!」ではなく「じれったい!早く殺せ!」となるところがミソですね

宿泊先に向かう途中で停車中の車と接触しても「ばれないばれない」と無視、逆に自分の車が傷つけられたときは「このクソ差別主義者!」と見ず知らずの車に傷をつけ大声で威嚇、そんなクソ野郎なので命を狙われることに異論はないのですが、最後の種明かしがちょっと唐突だったようなそうでもないような
そういう事件を起こしていたことに違和感はないにしても、ダレもナゼも急に出てきた気がするけど…どうでしたっけ?一番スッキリするべきシーンで疑問に感じてしまったので少しだけマイナス、言いがかりかもしれないけれど見返すほどでもありませんでした
でもラストシーンは好き
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