このレビューはネタバレを含みます
シンプルなストーリーだけど、罪を犯す人々に「こんな末路が待ってるよ」と警告を与えるような印象の映画。
わんこがとても可愛かったのでにこにこしながら観てたけど、途中から「このわんこ危ない目に遭わないよね……?」と思ってたらとんでもない結末が待っていて目ん玉ひっくり返るかと思った。辛くて直視できなかった…。
徐々に2人に危険が及ぶ感じを手始めにわんこで表現しようとしたんだろうけど許せない😭
赤い点がチラつくシーン、心臓ドキッッッてした。怖かった。
思えば最初に車擦ったのに何も言わずに去ったシーンが伏線だった。「この人たち、特に男性はそういう人間です」って伝えてたんだね。
かといって彼女もなかなかヤバい人だったけど…。
よく付き合う人の小さな違和感を見逃しちゃいけないって聞く。店員にタメ口とか、運転荒いとか。やがてそれはDV、モラハラに繋がっていくんだけど。
例えやってることが小さな良くない行為だったとしても、それがいつか大きなとんでもない行為に変わる可能性があるんだなとこの映画で学べた。
実はほんの些細な言動でも人間性って分かるもんだ。(上手く言えないけど察して欲しい)
正直隣人怪しいなとすぐ気づいたので、この人が犯人だろうなとは思ったけどその理由が納得と言うか。これはそのくらいやっちゃうわと思った。私が隣人の立場でもやってると思う。
なんで最後殺さなかったんだろう?と思ったけど、大切な人を失う辛さを味あわせてたのか…彼女が亡くなったのは申し訳ないけどすっとした。
お腹の音を聴いて喜んでるシーンは微笑ましかったけど主人公たちにはあまり共感応援できなかった。完璧すぎる復讐劇だったなと思う。
雪のシーンが観てるこっちまで寒くて、あったかい部屋に入っただけでほっとした。