ローマ時代に生きた人類に与えた衝撃
蒼い瞳をしたイエスの上品な少年時代から
一気に随分と乱暴な言葉でローマを罵る
蒼い瞳をした元気過ぎる青年
その設定が凄いと思ってたら
洗礼者ヨハネだった ビックリした
クラウディア・カルディナーレも美し
マタイの福音書に忠実
聖書の言葉の引用が綺麗事だけではない
煽動するのでもなく骨太でした
弟子になる前のペテロがガリラヤ湖で
「魚に説教でもしてろっ」と言っても
微笑みを絶やさないイエス
ファリサイ派サドカイ派ユダヤ教の
指導者たちとの激しい対立
石に書かれた律法を打ち砕く革命家としてのイエスだった
内的な霊性を高めて新しい考え方
それだけではなく行動することを諭していく
苦しむ人達の痛みを感じる姿は素晴らしかったです
賢者アシタが生まれたばかりの仏陀を見て
自分が生きているうちに成長して仏陀へとなる姿が見れない
500年後にシメオンとなってイエスに会う
悠久の時
その様に感じるシーンもありました
暴力で対抗せずローマ精神を凌駕する
闇から復活してメシアとなる
……「第五福音書」
ルドルフ・シュタイナー