何が民主主義だ!
前回ついにKGFの解放と支配に成功したロッキー。自分を遣わせた関連組織連中も野良犬が玉座に収まったことで戦々恐々。圧倒的なロッキーの力に立てつける訳もない。
研いできた牙を遺憾なく発揮し、兼ねての願い ”世界の掌握” に向けた軍隊と国家の作成に取り掛かるロッキーに、スーリヤワルダンのもう一人の息子アディーラが襲い掛かる。国家レベルの問題になったことでインドの新独裁者にも目をつけられ…みたいな。
─
めちゃ長インド成り上がりマフィア後編!
実は本作、国全体の規模で失われたロッキーの伝説に関する著作を筆者が取材を通して語る体を取っていて、今回はその語り手にも話が及びます。佳境はここから…ウッ🥹
確かに物語的には佳境なんですけど、KGFを手に入れて規模がデカくなり過ぎてる感じになっていて、分かりやすくロッキーのワンマン暴力パワーだった前作と異なり、軍事指揮や計略根回しが目立っている印象です。盛り上がりが分かりにくいんですよね…
蹴り飛ばした斧でライダーの頭を撃ち抜いてバイクが吹き飛んだり、暴れるシーンもしっかりあるんですがそこまでが結構まどろっこしい…他にもヒロインが然程必要だったと思えないとか、そのオチはいらないのでは?とか…前作の良さを思うと勿体無いな〜という着地でした🥹
個人的に気に入ったのは、圧倒的火力差で捻り潰すとこ、玄関から入ってブツを返してもらってついでに警察署潰すとこです。