ちろる

忘れられた神様のちろるのレビュー・感想・評価

忘れられた神様(2020年製作の映画)
3.5
母が死に、姉とも上手くいかず、学校ではいじめられるようになった由香里は次第に不登校となり、河川敷で過ごす時間が増えるようになっていった。

自分の孤独な時間を埋めてくれるスケッチに夢中になったのは、川辺にいた自称神様を見つけたから。

それは、小汚くて、胡散臭くて、ケチくさい、見た目に綺麗とは言えないおじさん。

神様って、本当はこんな感じかもしれないってふと思ってしまった。
誰も気にかけないようなそんな存在の神様が発する何気ない言葉だからこそ、すんなり素直に心に入ってきて、由香里は少しずつ笑顔を思い出していく。
ありがと、神様。

ちょっと、奇妙なんだけど、ほっこりさせられるこちらのショートムービー。

見どころは何よりヒロインの女の子がめちゃくちゃ可愛らしかったところ。
それだけで勝ち。
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