このレビューはネタバレを含みます
重松清原作!
「家のことなんぞ調子のええ時は忘れときゃええ
ほいでも 何かつらいことがあったら思い出せ
最後の最後に帰れる場所があるんじゃ思うたら ちいたあふんばれるじゃろ」
親として、子に言ってやりたい台詞。
安田顕さんの慈愛に満ちた演技がたまらなく泣ける…
子どもを庇って奥さんが亡くなり、もっと2人きりの生活になるのかと思いきや、「あきらはみんなの子じゃあ!」って言ってのける安田顕さんやっぱ泣ける…
事故ということにしていた奥さんの死の真相、このままかな…と思っていたら、
あきらが20歳になった時に渡せと、和尚さんの遺言で、自分をかばって死んだことが明かされる。
和尚さんはヤスさんが言えないこと見越してたんだなあ…死んでからじゃあ文句も言えないだろうって感じかなあ…と思ったらまた泣ける。
なんでゆみさんとの結婚素直に喜べんのーとか、
ゆみさん元旦那両親、孫を愛して無いという描写があったけだその辺どうなったかなあとかは、
小説を読んで補完したいところ。
ヤスさんのことをたくさん書いたのかな、小説家になったあきらがヤスさんのお葬式を準備している。
海で遊ぶあきら一家とヤスさんの美しい映像でラスト。
泣いたあああ