魔法のランプ
余命わずかな母親を目の前にした女の子。彼女は明日が来なければ良いと願った。
かなりシャレオツなむちゃくちゃまとまったタイムリープものだった。
母親の死を受け入れられない=現実の悲しみを目の前にした彼女が繰り返される毎日と出会った少年を目の前に何を想うのか…
というのが今作のテーマなのかなと。
つまり、進んで欲しくない日々をあなたはどう捉えて前に進みますか?というのがテーマ
それをタイムリープという形で制作した今作。それがむちゃくちゃ良かった!!!
伝え方として、脱出したいとも試行錯誤するうちに脱出と成長するお話。
又は、ここに残りたい人がそれを乗り越えて、もしくは気づいて前進するというパターン。
今回は後者のパターン。
今回とても上手いな〜と思ったのは、普通視聴者はどうやって脱出するんやろうか?という視点で物語を観ていくと思う。潜在意識の中で。その中で、一緒に登場人物と解決していってオチがどうなるかというのがミソだと思っていて、その概念を後半で一気に覆してくる、、、さぁその時にどうゆう選択肢やテーマを我々に与えてくれるのか、、
という仕掛けがスムーズでとてもよかった。
その伏線もしっかり張られていて、そこの回収もよかった。
それに加わって、一瞬の奇跡や現実の奇跡という「出会い」や、大事な人が死んでしまうという「別れ」もテーマにされててむちゃ良かった〜
ただ、一個ここでは主人公が変わるのが一個えーー?ってなるところではあるが、なんでかわからんが、そこが拍子抜けしなかった…
恐らく、女の子に完全に我々は感情移入してしまったからなのかなぁ〜と。
そこから完全にバトンタッチされるのだが、それも嫌味はなくオシャレにフィニッシュ。
音楽もかなり良くて、なかなか良い映画でした〜
一個だけ言うと、オチ的に彼女の強い思いが良くも悪くもこの奇跡を起こした。
であるならば、マイクはなんでなのか⁈と言う疑問を解消して欲しかったかなら〜と
マイクの成長は他人を思いやるみたいな感じやったけど、最初から彼は優しかったからな〜人に。その辺もうちょいあればベストに入ったのかも、、、
偉そうにすみませんが、、、
ちぇけら〜