日本で最もチケットが取りにくいミュージカルの幕が全国のスクリーンで上がる。

堂本光一主演で20年も上演されている日本発のミュージカルです。チケットが入手困難なことから実際に観たことがあるという人には未だに会ったことがありません...

今回鑑賞したのは、昨年2月の公演中止後に、帝国劇場にて無観客で撮影された劇場版。舞台とはまた違う楽しみ方ができるので、演劇ファンとしてはありがたい...

まず、僕にとって帝国劇場は人生で初めてミュージカルを鑑賞した劇場なので、その雰囲気が近所の映画館で味わえるだけでもうたまらない！

肝心の作品の感想は、もう最高としか言いようがありませんでした。ジャニーズのことも全く知らないので実際楽しめるかなぁと心配だったのですが、始まった瞬間から明るい曲ばかりで、思っていた以上にミュージカル。「シカゴ」や「コーラスライン」のような煌びやかな演出で非常に楽しめました。

有名な「フライング」や「階段落ち」もいつかを見たいと思っていたので、映画館の大きなスクリーンで鑑賞できたことが本当に嬉しかったです。それに加えて音響にも非常に凝った作りだったので、生の雰囲気とまでではないかもしれませんが、かなり劇場に近い雰囲気を味わえると思います。

1つ文句があるとすれば、観客がいないので拍手が聞こえないことですかね。1曲1曲、小さな拍手をしていましたがやはり大きな拍手を贈りたいと思いました。

あと1週間で終わってしまうので、1度も気になったのであれば観に行ってみるべきだと思います。3000円を払う価値は十分あると思いますよ。

1幕と2幕の間に本来あるはずの休憩は無いので3時間ぶっ続けの上映となります。なのでトイレは気をつけなきゃいけないかもしれません。

• #りょうすけ2021

小さい頃からちょっとキンキ好きでちょっとショックみてみたいなと思ってたから光一がかっこよくて良かった

もし舞台劇がずっと好きであり、今作をご覧頂けたかたはどう思われているのでしょう🤔？
今回ばかりは本当にレビューが難しいです。
どうしても舞台と映像作品を比較しなければいけないのに【私はSHOCKを一度も観劇したことがありません】ので😱

死ぬまでに一度は鑑賞しておきたいと思っていた矢先、映画館での映像作品として公開されましたので良い機会。
カーテンコールの際に座長の挨拶にもありました通り【コロナ禍で打ち出す映画版】とのこと。
舞台版を一度も観劇していない私としての【結論からの感想は、一長一短ある】と思いました😅


16台のカメラとドローンを使っての撮影は、一回の上映で一つの座席に座りながらも【多角的に視点を変えて観ることができる利点】がありました。
演技中の顔のアップは本来ならできないこと。
キャラクターの心情が、普段より細かに伝わってくることかと思われます。

また実際には行っているのか存じませんが【暗転→幕間】の時間的な省略も可能ですよね。
待ち時間を省いてテンポをアゲることもできましょうが…
デメリットもあります【速着替えのありがたみも薄れる】こと。


何より本作の難点な部分は、無観客試合であること…とにかく場内の温度が低い‼️
普通ならば拍手喝采👏である場所で、観客の反響が全く感じられません。

また、カメラが客席を映すならこのポイントだけなので【ワイヤーによる空中浮遊の部分も魅せ場のひとつなハズなのに、客席に誰も座っていないことのほうが目立つ】って哀愁漂う雰囲気。
こういうのって演者と観客のgroove感が大事なのに…

役者だって人間。大なり小なりの【観られている感でモチベーションが変わってくるだろうに、それがわからないまま芝居を続ける】のです。


なんと言いますか…私個人的な感想としては【ストーリーはさておき鑑賞前の想像よりも、とても物哀しさを感じました】
いつか何かしらのカタチで再びSHOCKを体験するならば、どうしても舞台演劇にしようと決めました。

• #ひとつケガをすれば、ひとつ新しい表現が生まれる…なるほど。体現してますな。