このレビューはネタバレを含みます
ニューヨークの午後、ヒロ夫妻が従兄弟のケイに訪ねられ夕飯の為に生きた鶏を買う短編。
陰影を際立たせた映像がキレイで、面白い構図も多かったです。ただ演技がイマイチ。ヒロのいけ好かなさの演出自体は良かったと思うのですが。
鶏を買っていながら殺せないという都会的な偽善を感じ取れましたが、肝心の鶏の撮り方が残念過ぎました。
ホームレスは失禁していて、妻は恐らく破水してたんでしょうが、ただの水にしか見えないという。水をモチーフにしてると言っても、滑ってました。
画はとてもキレイなので、長編だとどうなるのか気になる作品でした。