よしおスタンダード

トム・クルーズ-永遠の若さを追求して-のよしおスタンダードのレビュー・感想・評価

3.4
※これは映画ではなく、NHKで放送されていたドキュメンタリーなので、レビューは書きますが、鑑賞作品として番号は振りません。

(じゃ、なんでFilmarksに登録されてるのw)

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トム・クルーズの生い立ちから、謎の教団「サイエントロジー」と関わるようになってから現在までの彼の変遷。

ハリウッドの代表で、看板のような彼が、なぜこれまで一度もオスカーを獲れていないのかの理由の一端は、確かにここにありそう。

ノミネートすら1999年の『マグノリア』が最後で、もう22年も遠ざかっている(このときゴールデン・グローブは受賞しているが、アカデミー賞とは賞の性質が違う)。

日本でももし、超一流俳優がインタビュー番組で新興宗教について語り出したら、業界内では異端視されるか、多分干される。

ただ、実際にこのサイエントロジーという教団がどの程度世間に影響力があって、どの程度危険視されているのか、

なにか社会的な問題や事件を起こしているのか、その辺がよくわからないので、

「で、その教団と深くかかわってるトム・クルーズの何が悪いの??」と思ってしまった。

そんなに危険なら批判すべきは教団であって、トムではなかろう。トムだって被害者の一人、ということになる。