にっきい

たまご割れすぎ問題のにっきいのレビュー・感想・評価

たまご割れすぎ問題(1926年製作の映画)
2.2
可愛いネコが窓からたまご落として来ます。

この前みなみ会館でポスター見て気になってたチャーリー・バワーズの特集上映『NOBODY KNOWS
チャーリー・バワーズ 発明中毒篇』の中の1編。

月に一回の靴磨きの日の話し。
3大喜劇王、チャップリン、キートン、ロイドは勿論自ら監督も熟すけど、基本は自らの肉体を使ったドタバタコメディ。
なので大怪我も付きもので、ロイドなんて指切断してたはず。
対して今作の主演・監督のチャーリー・パワーズは肉体を使ったドタバタもあるんですが、多分見せ場はストップモーションアニメ。
街角で靴磨きをしてもらってる時にたまごを落とされて、せっかく磨いてもらった靴が汚れたチャーリーは、たまごが割れやすいのが問題だと考えて、割れないたまごを作ろうとするのだが…、って話し。
チャップリンやキートンは貧困層を演じる事が多かったですが、バワーズさんは中流階級かな?
たまごが割れない発明をするために設計図を書くんですが、何度も書き直してるうちに部屋中書き直した設計図だらけに。
何も知らない大家がドアを開けて紙屑の海に飲み込まれるのはお約束でも面白かったです。
資金集めのためにあちこちでたまごが割れやすいのを実演するんですが、実際にたまごを割るのでそこら中ベトベト。
遂に完成した機械を完成披露するのにたまご調達して来てもそれも割れてしまう。
挙句車のエンジンでたまごが温まり、殻を破って出てくるのはちっさい車?
唯一残った1個のたまごを機械にかけたら見事割れないたまごが完成。
割れないと言うか引っ張ったら伸びてた。
で、本当に割れませんよと大金槌で叩くと…、大爆発して終わり?
何ともシュールな作品でした。

これ観に行った時の話し。
上映時間の関係で16時には出掛けないといけなかったんですが、綺麗さっぱり忘れてて気が付いたのが16:15。
電車の時間には間に合いそうもないので結局車で行く事に。
移転前の旧みなみ会館は無料駐車場が有ったんですが、今の場所に移転して駐車場は無くなりました。
って事で近所のコインパーキングを使う事に。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年12月1日
鑑賞回:17:30〜19:20
劇場名:みなみ会館
座席情報:1F/スクリーン1 H-9
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:23分(合計106分)
備考:NOBODY KNOWSチャーリー・バワーズ特集
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