たけちゃん

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.8
何にでも、望むものになれる……


ザック・スナイダー監督 2021年製作
主演ベン・アフレック、ガル・ガドット


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
昨日、9月18日は「バットマンの日」でしたね~。TwitterのTLにもたくさん流れていました(*^^*)
この「バットマンの日」、実は毎年、日にちが違って、今年は9月18日から19日にかけて実施されるとのこと。だから、今日の投稿も遅れたわけでもないの( ˘ ˘ )ウンウン、イイワケダナ

そもそも「バットマンの日」とは、2014年にバットマン生誕75周年を記念したアメコミイベントとしてスタートしたので、毎年開催日が異なるんです。ちなみに、バットマンことブルース・ウェインの誕生日は2月19日ですよ😊

その「バットマンの日」に合わせて、今回選んだ作品は「ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット」、この日のために準備していました( ˘ ˘ )ウンウン

今回はディレクターズ・カットなので、ジョス・ウェドンの劇場公開版との比較レビューも実施、そのため、ネタバレレビューとなります。悪しからず🙇‍♂️








さて、映画です!
そもそも、ジョス・ウェドン版は121分、ザック版は240分ですからね。追加などのレベルではなく、全くの別物です。
ずっと観たかったザック版。
配信でも観たけど、もちろんソフトも買いました✌️。映像の密度が違うからね。でも、劇場で観たかったなぁ……。
ただ、IWとEDのように前後編にしても、ファン以外は着いてこないよね。そう考えると、改めてMCUは凄いなぁ……。


オープニングからして全く違う
ジョス・ウェドン版は在りし日のスーパーマンのインタビュー映像からでしたが、ザック版はスーパーマンの死の場面から。
絵面もザック節満開🌹✨
ここからして、やっぱザックだわ……と思う。

そして、スーパーマンの死と同時に動き出すマザーボックス
サイボーグやジェシーも登場
アトランティスでも異変が……


次いで、バットマン
アクアマンを探しに行く
あら?
そう、パラデーモンとの戦闘がありません。
ザックはジョス・ウェドンが撮ったシーンを一切使っていないと話していたけれど、なるほどね。
また、ジョス版は8分くらいでワンダーウーマンが登場するんですが、まだ出てきません……。
このあと、ザック版は小説やコミックのように章立てされての展開です。長いので、その方が話が分かりやすいよね。アメコミを観ている気にもなるし、僕は好きでした。



Part.1 諦めろ、バットマン

まずはアクアマン登場
"強い者は孤独の時が一番強い"
村人が唄う
そこからスーパーマンの母
モニュメントに参る
18分でワンダーウーマン登場
編集が全く違う
戦闘も長め
カッコイイなぁ
25分、セミッシラのアマゾネス
門を閉める時も迫力が全然違う
諦めないアマゾネス軍
あぁ、素晴らしい。
滅びの美学シリーズね!


Part.2 ヒーローの時代

ザック版の良いところはたくさんあるんだけど、ステッペンウルフの扱いが多くなったのは大きい。

(ステ)あの方も再び認めてくださる……
そう、動機が明確だ!

(バ)野蛮人はベルを鳴らさない……
セリフがカッコ良い😎✨

(ステ)ダークサイドを讃えよ!
ステッペンウルフ、良いよねぇ。
で、劇場公開版は、このダークサイドの話も全部カット。ジョスはとにかく新しいキャラクターを切ったねぇ。

迎え撃つのは
古代の神々(ゼウスとアレス)
人間たち
海に移り住む前のアトランティス人
奴隷にされる前のアマゾンの戦士
別の星からの援軍(グリーンランタン)
ここがヒーローの時代ね。


Part.3 最愛の母 最愛の息子

ここはサイボーグことビクター・ストーンとフラッシュことバリー・アレンのエピソードね。

まずはフラッシュ
フラッシュが出会う女性アイリス・ウェスト
演じたのはキーアージー・クレモンズ
まるまるカットとは!なぜ?
「フラッシュポイント」に出るのかな?

パラデーモンに捕まるアトランティス人
アトランティスの息子
なるほど彼も最愛の息子
でも……

サイボーグのエピソード
お母さんと息子
アメフト選手だった
でも、父親とは……
これがきちんと描かれているから、サイボーグへの感情移入が別次元!

フラッシュと牢屋の父親
ここでの会話も少し違う
そして、サイボーグのエピソードの後だと意味も変わる

ダイアナとサイボーグ
デート成立ですね……byアルフレッド

アトランティスでのステッペンウルフ対メラ女王やアクアマンのシーンも大幅カットされていた

ここのパートはほとんどがカットされたんだなぁ


Part.4 チェンジ・マシン

メンバー集結
ここの戦闘もケレン味アップ
やっぱりザックだなぁ
ナイトクローラーもいいよ!
いかにもウェイン産業(ˆωˆ )フフフ…

ただ、ステッペンウルフが強すぎる
メンバーはスーパーマンの不在を痛感する……

反生命方程式とは?
そして、遂にダークサイド登場

マザーボックスの由来が語られる
そして、どうしてスーパーマンが生き返るのか説明される。なるほど、チェンジ・マシンね。やっと納得出来た( ˘ ˘ )ウンウン

待ち望むのはスーパーマンの復活……
で、登場するのはマーシャン・マンハンター\(^o^)/
これも丸ごとカットされたんだなぁ
逆に続編が観たくなったよ……😂


Part.5 王家の家来

墓掘りをするフラッシュとサイボーグ
会話するアクアマンとワンダーウーマン

スーパーマン復活の場面は、趣が全然違う
とても丁重で労りや尊敬を感じる
そして、サイボーグが見る未来……

その後のチェンジ・ボックスの行方も変わる
ロイス・レーンの登場も意味合いが違うね
終わりの始まり……
お父さん、素晴らしいです。

チームで闘う

(ス)また生きるチャンスをもらった……
彼らを助け、共に奇跡を起こせ
彼らを愛せ、私がお前を愛したように……

バットマンはすごい決意
「ジャスティスの誕生」の後悔がそうさせる
あの"音"でパラデーモンを引き寄せるシステムはジョス・ウェドンのアイデアだったんだなぁ……。また、街の住人もいない。
でも、この戦闘場面の絵面の強さは、まさにザックだよね。めちゃめちゃかっこいい!
ほんと、チームで闘うのはエモい!
サイボーグもフラッシュも、その存在意義がしっかりと描かれているんだよね~。

ステッペンウルフのラストも全く違うし、ジョス・ウェドン版よりも圧倒的に良い。


エピローグ 2度、父親に

ここからあと、30分あるよ( ¯−¯ )フッ
観てわかるけど、ザック版はサイボーグとフラッシュが深堀されたよね。印象が全然違うから。

あと、スターラボでストーン博士の後任になるのがライアン・チョイ。やはり、劇場公開版には未登場。
ライアン・チョイは後に4代目アトムとなる人物
分かっていると、重要な役なんだよね。

そして、やっぱりマンハンター。
はい、続き観たい!



本当に面白かった!
大大大満足😆😆😙
劇場で観ていたら、満点だったかな🤔
僕はベン・アフのバットマンも大好きなので、これで終わりは残念でしたよね。まぁ、新しいバットマンにも期待してますけど……(*^-^*)ゞテヘヘ

と言うことで、僕はやっぱりザック版を観たかったので、ザック肯定派ですが、別物としてジョス・ウェドン版も好きなので、それぞれの作品を独立して評価したいと思いました。何にせよ、作ってくれてありがとう、は伝えたい( ˘ ˘ )ウンウン