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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのtetのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

4時間とかなりの長尺作品。しかしかなりの見応え。超面白い作品に仕上がってました。
当初、全編取り直しなのかと思ってたけど違うんだね。ザックスナイダーが降板するまでのところは概ね一緒。だけど追加シーンは多いからちゃんと見るべき作品。
まず良かったのがキャラクターの掘り下げ。フラッシュの交通事故助けるシーンとサイボーグがいかにしてサイボーグになったのか、このシーンが追加されたことで物語が深くなり、感情移入できるようになった。過去グリーンランタンとも共闘して3種属で地球を守った設定も良かった。

ラストの戦闘シーンは断然こっちのが良かった。スーパーマンが合流するも、マザーボックスの融合は止められず、仲間達が死んでしまう。しかし、そこでフラッシュが力を振りしぼり時間を巻き戻したことで生き返る。その後、6人それぞれの見せ場がありステッペンウルフを倒す。そして、最後の揃い踏み。正直、この展開なら倒してからの揃い踏みも全然ありだなーと思う。まじでカッコよかったし、重厚な物語になったなーと感じた。劇場版でスーパーマンが団地ごと運ぶシーンとか、最後フラッシュと競争して終わるシーンとかなんけしっくりこなかったから、今作で全てスッキリした感じ。

最後ビクターがテープレコーダー復元して父の言葉を聞くシーンも感動。バットマンがジョーカーと荒廃した地球に居るシーンは、???となったが、今後の伏線を思わせてくれた。またマーシャンマンハンター?も今後活躍するであろうキャラだったのだろう。今作良かっただけに、DCEU終わりになるのは寂しい。リブートでまた面白い話を作っていってほしい。
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