RitO

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのRitOのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作、前々作と比べると、ダークなトーンは変わらずだが、汚れたルックの印象は無くなっている。それに応じるようにして、物語全体がポップになっており(エズラ・ミラー演じるフラッシュのキャラクターの効果もあるだろう)、そういった意味で観やすくなっていると感じた。
また、感覚的な話になってしまうが、設定説明がわかりやすくなったように感じ、お世辞にもテンポが良いとは言えないが、とはいえ退屈することは無くなった。
アクション面で見ても、それぞれのキャラクターの戦い方は見応えがありフラッシュとサイボーグの二人の新しいキャラクターのヒーローオリジンとしても面白い。
ただ、ヒーロー集結映画として「アベンジャーズ」と比べると、他作品での積み上げがない分、この作品内でキャラクターを積み上げていかなければならず、それゆえの4時間という尺だと思うが、やはり観るのにかなりの体力を必要とすることは否めない。
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