はやし

CUBE 一度入ったら、最後のはやしのレビュー・感想・評価

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)
3.0
ヴィンチェンゾ・ナタリ自身も制作に携わった、CUBEのリメイク版。全く同じストーリーであればリメイクする必要性が一切ないので、このアレンジは良かったと思う。オリジナルと根幹は同じくし、世代間の衝突、敵対意識という要素が加わった。

ストーリー展開の中でまず違和感を抱かせ、何となく納得できる解答を与えた後に伏線を回収する、というスリラーの醍醐味はしっかりしていて好み。ただCUBEの外の世界を台詞で描いてはいけない。察させて欲しかった。

岡田将生演じる越智と田代輝演じる宇野、大人嫌いという根幹は同じなのに、前者だけ異常にムカついた。何もしないのに文句だけ言う奴にクズと言って何が悪い、みたいな思考になっちゃってるのかな。
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