すいかのたね

CUBE 一度入ったら、最後のすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった点
特にない…けどあえて挙げるなら菅田将暉が頻繁にドアップで映るので、菅田将暉ファンには良いかも。

悪かった点
他大体全部、特に本作のサブタイトルはセンスなさすぎ。

脚本
主人公の悲しき過去追加…いや要らないし映画として何の効果もありませんでした。「僕は後藤さんを信じる!」で後藤さんがパワーアップは別の映画でやることですこの作品には要りません。トラウマ克服もしたんだかどうか分からないし、とりあえず追加するなら当たり障りない過去でって方針で入れたとしか思えません。
岡田将生のサイコ化も、ネタが社会が云々とか皆のせいだとか…そういうめんどくさい話入れなくて良いです、そういう中途半端なネタ入れないとサイコに出来ないんですかね?全く狂気を感じませんでした。
あと感情に応じて?部屋の色が変わる演出…あれ何?体温や発汗とかそういうのを計測してるの??感情的になるとトラップ発動って結構意味不明なんですが…。
ラスト部分の杏と少年の別れ…いや少年よ何でお前「お姉ちゃん来ないの?」とか聞かないの??いきなり「いや私残るから」で、お互い納得してるようで本当に意味不明でした。記録係みたいなポジションの人間がパーティにいるのも、かなり使い古された手ですし今更驚くわけないでしょ。別に不気味さも何もないっすよ…。

演技
脚本と連動するのですが、トラップとは別の部分で妙に叫ばせないで欲しい。煩いだけで特に意味はなく、むしろ緊張感が削がれて見るのがかなり辛くなってしまいました。通常部分の演技が悪いとは言いませんが、この作品で叫びすぎなのは本当にマイナスだと思いました。

BGM
サイコ感あるBGMを挿入しまくっていますが、センスを全く感じないし煩いです。完全にマイナス効果だと思います。これ程BGMが酷いと思った映画は初めてかも。主題歌も言わずもがな…音楽は本当にキツイ。


「まあダメなんだろうな」という想像を遥に超える酷さでした。興収もダメダメみたいですが当然ですね。出演された方が気の毒になるほどです。
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