ぶっ飛んでいる部分も多いのに、こんなに社会問題にも触れている映画は初めてです。主人公の肝の座り方が尋常じゃなく、強すぎる。ここまで来るとかっこよくて、嫌な奴でもあるけど、主人公を応援せざるにはいられなかった。
資本主義について考えさせられる映画だったと思う。アメリカは超資本主義、個人主義だなと改めて思ったけど、それは果たして良いことなのかどうかは分からない。マーラのやっていることは違法ではないし、法律の範囲内のことけど、倫理的に良いことでは決してない。だけどそれで大儲け出来ているのが皮肉。彼女がしていたようなこういう貧困ビジネス、今後分断が広がるにつれてもっと増えそうだなと思った。
