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パーフェクト・ケアのヒデオウのレビュー・感想・評価

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)
3.6
題材としては面白いのだけど…
マーラ(ロザムンド・パイク)に
共感できなかったので
あまり好きではない感じ

マーラは法廷後見人
高齢者をケアして守る立場の仕事
裏の顔は高齢者を老人ホームに送り込み
その間に資産を全部巻き上げていく後見人
合法的に行うのでたちが悪く
どんどん私腹を肥やしていきます
そして次のターゲットに狙いを定め
いつものように進めるのですが
次の高齢者はマフィアと関係があり
マーラVSマフィアの構図

マーラに共感を得てないので
マフィア側を応援してしまうのと
マーラの主人公補正での危機回避が
ご都合主義に感じてしまった
事故に見せかけて
殺されかけるシーンなんか
アルコールを強制摂取させられて
車ごと湖に落とされたら
もう無理ゲーやん!からの
沈みゆく車内で目覚めて
フロントガラス割って脱出できるのは
普通の女性から考えると微妙でした
逆にラストは納得してしまう〜

とはいえ
ロザムンド・パイクの演技には凄みがある
少し口角上げた大胆不敵な笑みなど
金の亡者の悪い女性
主人公に共感得なかったのも
それだけ役にハマってた演技だから

これはもう一度
ロザムンド・パイクの演技を確認で
ゴーン・ガールを見直さねば
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