「この手があったのか?!」
この映画が扱う犯罪、映画自体の素材のことです。
公開時から注目していたサスペンス作品。
レンタル店の準新作もハズレ、旧作コーナーから急いで借りて観ました。
面白かったです。
おー、そっちへ行ってからの、、
そーきたか?!
で、、はっあ〜そーするのか?!
でも、それって長続きするのかな、
んん、そーだよね、、
みたいな映画でした!😆
老人の一人暮らし、年齢からくる身体的自立困難さ、特に認知を発症した場合、
家庭でそのままひとりでは過ごせない、
施設に入ってもらうか、
それとも家族が同居するか、
我が家にとってもタイムリーで深刻なテーマ、アメリカでも多くの方が悩んでいるんですね。
これだけで社会派ヒューマンドラマにもなる題材ですが、これをヒューマンどころか
サスペンス&クライムに仕上げました。
法定後見人、つまり、法律で認められた後見人になり、認知症などで資産管理できない一人暮らしの老人をケアするマーラ。
高齢化社会の中でとても有意義な仕事です。表向きは、、
裏では、老人を介護施設に入れて、家族にも会わせない。その間、老人の資産や家までも売って、私腹を肥やしる、とんでもない犯罪者集団のトップなのです。
そんなマーラたちの新たなターゲットは、
小金持ちの静かな一人暮らしの老女ジェニファー。
いつものように、ジェニファーを有無も言わさず、施設に連行し、資産を次々に自分の物にしていきますが、、、
マーラは、施設や医師、司法も味方につけ、老女の抵抗は全く届きません。
もし、ジェニファーが普通の老人であれば、、、
マーラがあまりにも強靭で強きなので、
立場はともあれ、この牙城を崩してくれ!と、もう一方の反社の方に、変な肩入れで見てしまいます。
結論は、お楽しみに、ということですが、
一筋縄では行かないお話で、充分堪能しました。
それにしても、「ゴーンガール」に続き、悪女を力演したロザムンド・パイク。
まあ〰️悪いね〰️!折れないねえ〜!
深みはありませんが、エンタメ作品としては楽しめました!
ただ、僕的には、普通のお婆さんが自力で
施設を脱出して、マーラたちに対抗する
みたいな、とんでも強い!老人シリーズの
方も見てみたかったなあ。