ジャージ生活

パーフェクト・ケアのジャージ生活のレビュー・感想・評価

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)
4.0
『資産管理の運用はこのマーラにおまかせ!
ただし高齢者のみよ!』

高齢者施設とお互いWin-Winの状態で高齢者の資産を完全管理、

歌は知ってるし、顔も浮かぶががアーティストの名前が思い出せない、
あとで「あ!○○やった!」それはただの度忘れ誰でもあること、
それが高齢者の方なら『認知症』の名刺を秒で作れる(される)、

それを『ケア』のバッチと「私は味方ですあなたを守ります」
のアピールしていれば
外面は「素晴らしい優秀な人」にもなれる、

高齢者施設のスタッフも満面笑顔、
「初めてなのに笑顔で話かけてくる人はなにかしら裏がある」
なんかの映画かドラマのセリフ、まさに!

「私は負けたことがない」の信念も
散々、高齢者を銀行扱いにしてた罰でマフィアに命を狙われることになるが、

『命よりもお金』の鋼の精神で敵のアジト(会社)に潜入、ボスを拉致して逆脅迫、
さらに命を狙ったボスとでも手を組むタフネスぶり、

肝の座った女性は一旦目標を定めると絶対に折れない、

テンポのよい展開&ストーリーと折れない魂の女性、

だけど、
人を無下にした罰は必ずくるし、
自分のケアだけは無理だったね、
って日本昔話のような映画。