まず、この映画を撮らせてくれた、学校、子どもたち、親たちがすごいと思う！！個人情報がーとか言ってる、こんな時代に！
それに、ずっと残るんだよ。あなたの14歳が。今の思いをしっかり話してる姿や顔が！
正直、これがすべてだなんて思わない。映像に残せなかった部分や思いがあると思う。出来上がった映画を見て、そうじゃないんだよなー、とか思ってる子もいそう。。などと、裏を読んでみたりもする、腐った大人になってしまったわたし。
全員が出てくるとは知らなくて、途中であれ、これみんなにインタビュー？全員をフューチャーするの？と気づいてびっくり。35人くらいた。
映画のはじまりはね、なんか青春なんですけど〜生き生きしてる子いっぱいなんですけど〜と思いながら。でも途中から、ひねた感じの子とか、今どきの子とか、変わりものと言われそうな子とか（例えば宇宙好きなあの子。あたま良いとおもう）出てきてホッとしたりなんかして。
部活や勉強に邁進して、素直でキャッキャしている子ばかりじゃないってことですよ。あたりまえか。
不登校の子に関しては、結局理由もわからないまま、あっさりと進んでしまった。でも、それがいい。それでいい。
わたしは、たぶんひねた子だったから、14歳に戻りたいかと言われたら、戻りたいとは思わない。あの頃と環境や自分の性格が変わっているのであればやり直したいけど、おんなじ14歳を味わうのはイヤかも。
あのころ、こんな映画を撮っていたとしたら、きっと本音なんて喋らなかったな。うわっつらだけ見せてたと思う。もしくは、すごくひねたことを言ってたかもしれん。
何年後、何十年後にこれを観て、彼ら彼女らはどう思うのかな。
希望に満ちた未来でありますように、ひねた私でもそう思う。
最後に。昨今のSNSやネット事情に配慮して、注意書きが劇場前や、上映中に掲示されているのは、よいことだな、と思った。
