このレビューはネタバレを含みます
劇場でいただいた14歳の栞便りを座席で読んでるところから既に素敵な鑑賞体験が始まっていた。
マイクミルズのカモンカモンを彷彿とさせる感覚にも陥る。
あのとき私は確かにあなただった
というそれぞれの中学生の言葉一つ一つがじんわりと響いてくる。
あなたはあなたのままで素晴らしいと思える。
「自分のことは、きらいです」という女の子
「もっと人とうまくコミュニケーションが取りたい」という男の子
20代前半の自分と全然変わらない若者の姿を見て思ったことは、
「君は君のままで素敵だよ」ということ。
バレンタインのお返しをあげてるバスケ部の男の子のところ、最高だったな。
なんて素晴らしいんだ!!!!
こんなドラマがたくさん繰り広げられているんだから守らなきゃいけないものはたくさんある。
作品の性質上、ソフト化、配信ができないというのも納得。今のご時世こういうことは見る人の道徳心を信頼するしかないね。
みんなが健やかに成長してくれることを祈る。