とある中学校の2年6組の3学期を撮影したドキュメンタリー。
本物の中学生をインタビューして、学校・クラスメイト・自分の将来について聞いていく。
大きな事件が起きるわけでもなく、生徒の悩みや問題が見事に解決して感動!みたいなシーンがあるわけでもないけど、自分もこんな感じだったなとか、自分のクラスメイトもこんなこと考えてたのかな、とか色々な感情が浮かび上がってくる映画。
キラキラした純粋さもドキッとするような人に対する雑な態度も、妙なひねくれ具合も、全部が14歳らしくて眩しくて、くすぐったかった。
映画を観ている時に心の中で生徒にアドバイスしようとしてる自分に気付いて、「ああオッサンになっちゃったな」と思った。
歯ブラシ咥えながら戯れあってるシーンとか見るとめちゃくちゃハラハラして、当時先生が注意していた気持ちがよく分かった。危険すぎる。