出町座にて腰を破壊。
満席で丸椅子まで出ててすごい人気。
なんとなく去年から気になってたので観た。とても満足。
編集やSEの演出がかなり濃かった。そこまで厭味ったらしくはなく、誠実な関係を築いてきたのであろう制作陣の正直な目線をストレートにわかりやすく表現しようとしてんだなという印象。
ノンフィクションのえぐみを中和して適度に御伽噺っぽく仕立てたような感じ。ちょっと慣れないテイストで最初戸惑ったけど、誰でも楽しめるようにしてあるのかな。
内容に関しては…異世界を覗くような気分だった。面白かった。彼ら彼女らと自分とで、14歳の生き方が違いすぎて…。
それにしても、撮影期間のだいぶ前から相当な手間を掛けて作ったんだろうなぁと思った。
素材も多くてカメラワークも多彩で、それがまたちょっとフィクションぽさを放ってもいる。
カメラの存在、カメラを挟む撮る人と撮られる人の関係の築き方を深く考えてみたくなる映画。
制作裏の記事とか今から読んでみようと思う。
