このレビューはネタバレを含みます
良い意味でも悪い意味でもこっちが照れちゃうくらい中学生らしさ全開で、勉強も恋愛も部活もいそがしいし、だれにでも学校では見せない面ももちろんあるし、ただただ中学生たちのその"瞬間"に寄り添っていてすごくよかった
うるさい男子を見る女子の冷たい目線なんてもう、ね!!!!
みんなが通ってきた「あるある」すぎるのに遠く置いてきた過去がここにあった
この子たちは今頃20歳くらいかな?あわよくば20歳の栞も、25歳の栞も、見たくなっちゃった
「空気を読むことに忙しくて今まで忘れてたよ」も、「お別れの時間が来てちょっといたいもっといたいずっといたいのにな」も、ぴったりすぎる
14歳の記憶、ないな〜〜〜(~_~;)
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📝以下、好きなシーンの覚え書きメモ
「チャラくてダサい大人にはなりたくない」
大人になっても忘れたくないこと
→「アイスを食べてる時」「〇〇さんとLINEとか電話してる時」
バレンタインデーのお返し家まで渡しにいく、今は部活チャンスだからむずかしいけど好きな人ずっと変わってないから待ってて
→「人生でいちばん緊張したかも〜〜」
球技大会、めっちゃつよいすごい
中2って自他の境界がはっきりしてきて他者とか場の空気とかへの意識が高まる時期だよね〜〜「自分嫌い」「どうせみんな裏切る」「どうでもいい」「自分を殺してればいい」
はやく大人になりたい、赤ちゃんにもどりたい、間にいるどちらにも所属しない存在としての中学生
5時にまっすぐ帰って体操の練習してる子、「才能ない」「支えられなくなる」
言った本人はたぶん場を盛り上げるためのいじりのつもりの一言が投げかけられるとか、すごく苦しい
特別登校の子が写真撮りにこないのがリアル、そんなことで?っておもう人いるかもしれないけど本人にとってはそんなことだよね、きっと