このレビューはネタバレを含みます
街の風景や登場人物たちの顔ぶれが変わることもあり、前半と後半で印象が変わる作品でした。前半の奇々怪々とした雰囲気もSFっぽくて良いけど、私は後半の方が好みです。
リヒトがリナの息子なのかなと察した辺りからリヒトとハルが交流しているシーンでしんどくなってしまった…。
ホクロや、芳根さんや倍賞さんの手を空にかざす(握る)シーンでは手だけでこんなに表現する・お芝居ができるのだなと驚きました。
いつか実現しそうな命の線引き系というお話では「PLAN75」と似た雰囲気と感じましたが、こちらの作品の方が後味すっきりではあります。原作も読みたくなりました。