不老不死をテーマにした、ケン・リュウ原作のSF映画。
いつまでも生きることができる技術が開発されたとしたら、それは万人にとって正しいことなのか...ほとんどの人がそれを受け入れた社会はどんな姿なのか?という内容が描かれています。
終始落ち着いた、淡々とした雰囲気が印象的でした。過度なディストピア描写もなく、不老不死というテーマについて素直に考えることができる。
商業性を排除した、自然派SF映画の傑作だと思います。
低予算製作の日本でもこういうSFであればもっとできると思うので、どんどん作ってほしいです!