人間が永遠に生きられたら...
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そもそも主語がデカすぎる🤔
3部構成ぐらいになってて、長い映画なりに中弛みしないように頑張ったんだろうけど、テーマが刺激的なだけで映像に発見は少ないかもしれない。
誰しもが想像する"人間が不老不死になる"というSFをもう少し近代で落とし込んだストーリーになるかな。
死後写真があったように、死んだ人間を蝋で固めプラスティネーションと呼ばれる手法で姿形を留められる技術の開発。
ここまではあり得る話だと思う。
(てかそもそも既にある)
死んだ人間とも共に生きたいと言う願いや、家族の思いがインタビュー形式のように流れるシーンはすごく胸を打たれた。
自分の愛する人にも私は同じ選択をするだろうか...とかね。
でも"不老不死"を実現したいと願う社会になっていくフェーズはあまりに現実味がない。
こんなに生きづらい世の中で死ぬことなくコンテンツを消費していきたいか?という現代人の抱えるリアルは無視されてるかなと。
上級国民が永遠の命を手に入れ、貧民はそれを親指を噛んで見ているしかない状況は一昔前ならありそうだけど、この現代に同じ思想を持って反乱を起こすぐらいのモチベーションがある国民が何人いるだろうか...?
単純にお金を払えば不老不死を手に入れられるのではなく、DNAに適合するかという固体性はリアルだと思った。
う〜ん、ちょっと爪が甘かったのかもね...
英沿いは綺麗だからある程度見ていられたけどね...