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デカローグ デジタル・リマスター版のkuuのレビュー・感想・評価

3.8
『デカローグ』
鉈と斧持って午前中はワッショイと木を切り刻んだし、やる気根気十分でやっと見終わった
嗚呼!何年かけたやろ😵
兎にも🐇角👹にも、長い。ピョンピョン🐰
鉈と斧の手入れと刃を研ぐまえに書いちょります。チョリ松。←意味不明。もう暖かくなったし薪を作らなくてもええ生活なのに、焚き火するのも十分あるのに、伐って斬って切りまくりたいお年頃。まるで、ロッキーのロシアでのトレーニングみたいに。
皆様キャンプでの火気には十分お気をつけくださいな。🔥
ポーランド人監督クシシュトフ・キェシロフスキは、政治、 コメディ、 稀有な作家だそうですが、それは作品通して感じられるかな。
この作品は、
ワルシャワのある集合住宅を舞台にした10篇のショー トフィルムからなってますが、シツコイですが長い。自分のムスコは短めですが。
もともとってのはポーランドのTV向けに制作されたヤツらしく、本作品で監督は、より壮大で普遍的なものに目を向けたんちゃうかな。
ある部屋じゃ、父と子が科学技術が支配する時代の神の存在意義について考えとる。
別の部屋じゃ、医師が男性患者の延命について(この選択が妊娠している患者の妻に重大な影響を及ぼす) 悩んどる。
さらに父親が残しよった高価な切手コレクションを引き継ぎ、疎遠やった父に思いを寄せる兄弟。
死刑の是非を問う残虐な殺人事件。
どの話も家庭内のやむを得ない事情をてのを扱い、正誤てのの判断はできないかな。
キエシロフスキ監督は主人公たちの選んだ第3の道を示しとるらしいが、
題名の「デカ」は数字の“十”、「ローグ」は“言葉”を意味し、旧約聖書の「十戒」を意味する。それぞれのお話は十戒の掟にちなんでいるんやけど、小生には関連性はいまいちピンと泉ピン子のウィークエンダーほど?こなかった(勉強不足ですいません🙏)。
キエシロフスキ監督はこの古い戒律をいかに現代の複雑な日常生に当てはめるかに、 興味をもったようやけど、 また、各エピソードに違った美学が見られるけど、それぞれのテーマは類似している。
別々のエピソードにゃ同じ俳優が登場し、個性的で魅力あるストーリー同士をつなぐ役目を果たしてるかな。
人間らしさとはなにか、ちゅう永遠のテーマに迫る多彩な物語てのを、 違和感なくひとつにまとめあげてる詩的な『デカローグ』は、 エンターテインメントって枠じゃなく現代じゃ芸術作品の範疇なんかなぁ。
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