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デカローグ デジタル・リマスター版のXXXXXのレビュー・感想・評価

4.3
トリコロール三部作で知られる、ポーランドの巨匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督の大長編オムニバス!『デカローグ』シリーズです。
合計587分の上映時間制覇した僕を、誰か褒めて!(褒められると伸びる子😊

本来なら、11月にリバイバル上映された早稲田松竹に、足繁く通いたかったんだけど、勤務スケジュールや片道1時間以上ある早稲田までの距離、その都度の入場料や交通費の出費を考えると、Blu-ray BOX買った方がコスパ良いとの結論を出して、思い切って2万超えのBOX買っちゃいました!笑 こんな高価なBlu-ray買うの初めて!!
レンタルも困難な貴重な作品です。

■第一話『ある運命に関する物語』
高い知性を持つ少年。父親からもらったPCを得意とする彼は、PCの出した答えにより、アイススケート場にてある実験をするが...

とても哀しい物語。機械に翻弄される勿れと言うことかな。

■第二話『ある選択に関する物語』
重病の夫を持つ女性と医師の物語。生命を産むか中絶するかを選択する物語。

生命の尊さを描いた作品。中絶手術の重さが伝わります。ジュースから這い上がる蟻が印象的。

■第三話『あるクリスマスに関する物語』
イブに息子を失った女性。浮気相手の男と無理心中を試みるが...。

クリスマスに見るのはそうとうキツい内容でした。

■第四話『ある父と娘に関する物語』
父と娘で2人暮らし。しかし、娘は父への近親相姦めいた想いを持っていた。父は娘へある手紙を出そうとしていた。

ヨーロッパなら、近親相姦割とありそう!(小並感😊
父の娘への深い愛情を感じました。

■第五話『ある殺人に関する物語』
この作品は、取り分け評判が良くて、後に再編集されて劇場版として公開されました。
スケベなタクシー運転手のおじさんを殺した、サイコパス気味の青年を担当した弁護士の物語。

キェシロフスキ監督の本気を受け取りました。結構強烈ですごかった。死刑執行のシーンが凄すぎる。
多分、このエピソードが1番面白い。

■第六話『ある愛にに関する物語』
覗きをしている青年。憧れの彼女に近づこうと牛乳配達のバイトしたりと、彼女への距離を縮めていこうと試みる...。

ガチストーカーな話でした。この作品はあまり面白くなかった←

■第七話『ある告白に関する物語』
マイカは妹と共にカナダへの出国を考えていた。しかし、妹は実はマイカの娘だった。
マイカは実の母親と対立していく。

なんかだんだん失速してきたかも。笑

■第八話『ある過去に関する物語』
■第九話『ある孤独に関する物語』
■第十話『ある希望に関する物語』

また、来年追記します。爆笑🤣
どーしても年内に投稿したかったから許して!!

各エピソードで、登場人物がクロスオーバーして、どこかの誰かと誰かが繋がっていると言う、群像劇の様なテイストを感じました。
『マグノリア』を思わせます。
劇場で一気見したら、確実に倒れると思う←
すんごい長文になりましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました!!
😘
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