エリック・ロメールの長編デビュー作🎬✨
皮肉モリモリで最高だったわ、これ😋
デビュー作にして傑作感あって、ロメールの恐しさを知る👏
パリで気ままに暮らす自称作曲家のピエール🎼思いがけず叔母の莫大な遺産を相続することになったことを発端に、お金に翻弄される孤独な中年男を描く💰
実は最初こそ作品に入り込めないというか、なんか主人公いけ好かないし、何の話なのかよく掴めないし、集中して観れてなかったんだけど、中盤からの主人公転落から面白くなって来る👏
後半もよく考えるとパリの街をひたすら彷徨う主人公ってだけなんだけど、これが目が離せないというか、グイグイ引き込まれるから不思議😌
ヴァカンスのパリで1人孤独に歩き回る40歳の男の姿は、絶望的状況だけど、どこか絵になるショットとユーモアが漂う✨
豪勢なパーティ三昧からホームレスへ一気に転落。
このギャップの見せ方も格差社会への社会風刺やら、運命のイタズラ的な主人公を嘲笑う感じが堪らない。
そしてラスト！
喉元過ぎれば熱さを忘れる、とはよく言ったもので、人間なんてものは都合よく生きてる生き物よね〜。
でもその主人公の滑稽さや浅はかさが最高。
言い知れぬカタルシスがある映画だわ😌
ラストシーン観て、集中してなかった前半見直した😌
唐突に現れるゴダールがまた面白い😇
