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PASSING -白い黒人-の125のレビュー・感想・評価

PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)
3.4
白人のフリをして生きている黒人女性と黒人として生きる黒人女性、交わることのない2人の物語
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1920年代、ニューヨーク。
街中で買い物をしていた黒人のアイリーンは、かつての友人クレアと再会をしました。
クレアは白人のフリをして生きて、黒人差別をする男性と結婚。一見幸せそうに見えるが、実はどこかで本当の自分を隠し生きるのが苦しく解放感を求めていました。
クレアは黒人として生きるアイリーンに刺激を受け、そして黒人の夫を持つアイリーンが羨ましく、自分も黒人として生きたいという思いが、、。そこで彼女がとった行動とは、、、

Netflixあるあるの色の差別をテーマとした映画!と思いきや、、捉え方次第で全然違うテーマになります。
私は女性の妬みの方が強く描かれているような気がしました。
本作は白黒映画です。明るさなどでこの人が白でこの人が黒。みたいな判断をされるのはなんだか皮肉だなと思いつつも白黒映画だからこそ楽しめたような気もしました。

白黒問題、女性の妬み、
そして、男性の美女好き問題←笑
これらは今も昔も健在なんですね。。


2022-57
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