このレビューはネタバレを含みます
1920年代のニューヨーク、"黒人"と"白人"の壁が今よりずっと高く、当たり前にあった時代。
2人の"黒人"の友人が長年ののちに再開し、"白人"になりすます"黒人"と、"黒人"として生きる"黒人"…
黒人だけど白人のフリして生きるクレア。
黒人のまま生きるイレーネ。
終始モノクロ映像。オシャレな音楽。
でもイレーネやクレアの暗い表情とは裏腹な音楽が、余計に悲しくなってくる。
クレアはどうしたか…
「アイデンティティを自分で定義する」と「黒人が白人として生きる」の間にある解離について。すごいところを突いてくるな…。実際に黒人の祖父が白人として"通していた"というレベッカ・ホールのルーツやモノク…
>>続きを読む満足している人なんていない --- 私はしてるわ。本当に?白人のふりして生きる黒人を描く白黒ドラマ。レベッカ・ホールがカメラの後ろ = 監督・脚本として素晴らしい映画人であることを証明する監督デビュ…
>>続きを読む見た目はほとんどラテン系か日焼けした白人のようだが、わずかでもアフリカ人の血が混じれば「黒人」と分類されている社会が未だにある。例えばカマラ・ハリスはアフリカ系アメリカ人副大統領として随分話題になり…
>>続きを読むレベッカホールって監督もやってるのか!と気になって見てみた。
1920年代のNYを舞台に全編白黒作品。
黒人である事を受け入れて黒人として暮らす女性イレーネと黒人である事を隠して白人に成りすまして…
★★★★★it was amazing
『PASSING 白い黒人 』 レベッカ・ホール監督
Passing 【白黒】
心理劇&モノクロ&ジャズ
肌が白くても黒人の血が混ざっていれば
黒人とし…