Asino

タイガーズ サンシーロの陰でのAsinoのレビュー・感想・評価

3.8
2022年6/5
ヨコハマ・フットボール映画祭にて。94回アカデミー賞の国際長編映画部門スウェーデン代表。
16歳でインテルと契約し育成チームに入ったスウェーデンの選手が、根拠のない精神論と大きすぎるプレッシャーにつぶされそうになるけど…というご本人のベストセラー手記が原作。

主人公を攻撃するチームメイトも、結局はチームのサポートのなさの犠牲者。この手記を契機に「選手のメンタルヘルスサポートが重視されるようになった」とあったけど、その結果「テッド・ラッソ」みたいな話が出てきたのかな?

スウェーデン人の主人公はイタリア語が分からないのが最初大きな障害になるのだけど、才能を見込んで呼んできたはずなのに、何の面倒も見ないチームの態度にあきれるしかない。

英語はできるので親しくなるのがアメリカ人の少し年上のGK。それがアルフレッド・イーノックだったのでちょっと?!?!ってなりました。
ずっととても痛々しい話なのだけど、主人公の希望になる大事な役。
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