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マンディンゴ デジタルリマスター版のkyokoのレビュー・感想・評価

3.7
むごたらしい場面が続く割に今ひとつぴりっとしないのは、白人ハモンドの中途半端なヒューマニズムのせいか、「大草原の小さな家」でも見てるかのような緩やかに鳴り響くバンジョーのせいか、リウマチの足をあてられている子どもからにじみ出る「ジジイ、しょうもな」感のせいか。

マンディンゴの意味をよく知らずに観に行ったけど、どうやら「品種」とか「ブランド」とかそういうことらしい。松坂牛やあぐー豚を扱うように、人間に向って交配だ種付だと何の臆面もナシに言い放つ時代が長きにわたって続いたアメリカだもの、そりゃ今でもBLMが活発なわけだ。そしてこういう歴史を持った黒人がアジア人を陰湿にいじめるんだからねぇ、人間ってのはつくづく愚かだねぇ。
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