暴力と謀略の国、ロシア。
そう言わざるをえない、えげつない殺戮を繰り返す、世界最凶ランクの政府をもつ国々の中のひとつ。
まあ、ほかにも、アメリカとか、中国とか、ミャンマーとかアフガニスタンとか、やばい国はいくつかあるんですけどね、中でもロシアはチャンピオン級。
だって、邪魔者は消せ、ですもん。
さて、この映画は、ドキュメンタリーです。
娯楽作ではない。
リトビネンコさんという、もとロシアの将校さんが、所属していた連邦保安庁FSBの悪事を告発して、亡命先のロンドンで、放射性物質ポロニウム210によって毒殺された事件を軸に、リトビネンコさんご本人とそのゆかりの人びと、また、凶弾に倒れた、ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんの生前の談話をまとめたものです。
邪魔なジャーナリストは、容赦なくぶっ殺す。
おかげで、ロシアの新聞社は殉職者が絶えない、警視庁七曲署状態!
日本の偉い人は、こんなクレージーな国から、北方四島、本当に返してもらえると思って、プーチンたちと付き合っているのだろうか?
交渉するだけ無駄だと思いま〜す。