犬里

トビラ 魔の入り口の犬里のレビュー・感想・評価

トビラ 魔の入り口(2018年製作の映画)
2.8
変なモノを拾うな、これに尽きる。9割くらい母親のせい。
好意的に解釈したら、息子を含めてあの一家は悪魔に「呼ばれてた」のかな?という感じ。
何であの息子が狙われてお気に入りになったのか、息子の不安定さと暴力性という要素をもっと掘り下げて、悪魔に狙われてどうしようもなくなったドラマを描いてほしかった。
少女の霊がすぐ後ろにいるのに気づかないところがコントみたいで面白かったのと、ウィジャボードを走るミニカーのシーンはなかなか良かった。
ウィジャボードが使い物にならなくなって、悪魔強いじゃん!とワクワクしてたらその後あっさり名前が判明して、何で!?てなっちゃった。全体的に説明不足でご都合展開過ぎる。説明は霊媒師が全部言葉で話しちゃうのも勿体無い。
ラストの嫌な終わり方は良かった。
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