キャッスルグレンギャリ

邪魔者は殺せのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

邪魔者は殺せ(1947年製作の映画)
4.0
U-Nextで鑑賞。名匠キャロル・リードと名優ジェームズ・メイスンの組み合わせなら駄作ということはあり得ない、とおすすめに表示され迷わずスタートボタンを押しました。
第三の男と同様モノクロの映像が良い、影の出来方、伸び方が美しいというのが一番の感想。
貧しそうで身なりが悪い人物が次から次へと登場、ジョニーに絡みます。
北アイルランドという土地が大英帝国の繁栄から取り残されていたということを表しているのでしょうか。
キャスリーンが放った2発は1発はジョニーを苦しみから救うため、もう1発は警察に自分を撃たせるために警察に向けて放ったものということですかね。なんとも悲劇的な結末、ため息が出てしまいました。