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邪魔者は殺せのmasaのレビュー・感想・評価

邪魔者は殺せ(1947年製作の映画)
3.8
何気に名画座で今年劇場初鑑賞。
新年早々渋く攻めてみました。

IRAの指導的立場にあった若手テロリストが、内部抗争に破れ、落ちぶれて自滅していく話。

キャロル・リード監督。
この監督の「第三の男」もそうだったが、光と影の使い方が非常に上手く綺麗。モノクロの映像と物凄く合っている。

名作とされる第三の男も良かったけど、こちらのほうが、登場人物が滑稽で面白おかしい人がいろいろ出てきて、観てて飽きなかった。
シリアスと滑稽さのバランスが良い。ラストの雪のシーンも切なく綺麗。
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