しゅう

邪魔者は殺せのしゅうのレビュー・感想・評価

邪魔者は殺せ(1947年製作の映画)
3.6
キャロル・リードがIRAの青年が運命に翻弄される様子を描くサスペンス。
主人公ジェームズ・メイスンは怪我をしており、自分の意志では行動できず周りの人物に運命が委ねられる。
そこにサスペンスが生まれるので展開は少しゆったりしている。
雨が強まり最後には雪に変わるという天候の変化を生かしてるのも良い。

メイスンはあまり喋らず、時にうわ言のように喋る苦悶の芝居だが、彼のベストたる好演。
傍役陣もタイプぴったりで良い。
しゅう

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