ひらいての寝て起き太郎のレビュー・感想・評価

恋愛も勉強も今迄全部そつなくこなせていたような人の初めての挫折が愛で、そこで割と自分自身についての真理を突き付けられていて、観ていて痛い映画だった。
母親から「何か一言書いて」と渡された白紙のメッセージカードに、何を書けばいいんだろうと悩めるようになったようなその小さな変化が、いずれあなたにとって大きな変化になるんじゃないかと願わずにはいられなかった。