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ジョッキーのnoborushのレビュー・感想・評価

ジョッキー(2021年製作の映画)
3.8
Jockey 2021年作品
7/5/10
クリント・ベントレー監督脚本
クリフトン・コリンズ・Jr モリー・パーカー
モイーズ・アライアス
優秀なジョッキーであるが体はボロボロで選手生命が
終わろうとしている男(クリフトン)の元に、彼の息子と
いう若いジョッキー(モイーズ)が現れる。
2005年のカポーティで強烈な印象を残したクリフトン・
コリンズ・Jrの主演作。
競走馬にのることでしか生きられない男を、説得力十分な
演技でみせてくれいて、兎に角クリフトンの表情が良い。
競馬シーンについては、お金や撮影が困難なこともあるのか、
主人公だけを捉えたシーンになっている。
それはこの作品が馬やレースではなく、不器用な男の生き様や
心情のみを切り取っているともいえる。
主人公と二人三脚でやってきた馬主にモリー・パーカー。
地味なバイプレーヤーの一世一代の作品になっている。
おすすめ。
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