猫髭公爵

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章の猫髭公爵のレビュー・感想・評価

4.2
王室に迫る謎の影。肝っ玉王女と王族集合映画。

主人公のスパイチーム『白鳩』に所属するアルビオン王国の王女シャーロット。
彼女以外の王位継承権を持つ三人の王子・王女が初登場する本作。
今回は王室に危険が迫るもので、シリーズ中でも1、2位を争う戦争開幕の危機となる。

諜報活動に比重が大きかった1章と比較すると、アクション要素が強かった本作。
王室に関わる事件のためシャーロットにスポットが多く当たっていたが、実働メンバーのアンジェとドロシーとちせがスパイアクション部門でしっかりと活躍の場を設けられていた。ベアトもプリンセスにお茶を淹れるという重要な役を担っていてチーム的にバランスがとれた配分だったね!
上映時間は1章同様60分未満と短めながら新キャラである王子・王女の三人のキャラもしっかり立てており、以降の物語の絡みにも注目したいところ。テレビ版でも度々出てきていたあのキャラも良い感じに話に紛れ込んでいたんじゃないかな?

1章と比べると、物語の内容も映像面も映画作品らしくなったと思われる。
話も大きく動きを見せており、次章が待ち遠しい!
1章観終えた時点では、本作の映画館での鑑賞は不安があったがパンフレットを買うくらいには満足度が高い。入場者特典でちせちゃんの色紙も貰えたしね!
猫髭公爵

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